vExpert ?なにそれおいしい??

2022/08/14

vExpert vExpert PRO VMware

t f B! P L

いきなりですが、vExpertって知っていますか?
今回はvExpertについてお話したいと思います。

vExpertってなんぞ?

はい、まずはコレがなにか説明します。
vExpertとは、過去1年間にVMwareコミュニティ全体に大きく貢献した個人を表彰するプログラムです。正確には、1年に2回の選考機会があるVMware vExpert Awardにおいて受賞すると得られる称号みたいなものです。
あくまでも仕事としてではなく、コミュニティにどれだけ貢献、参加(イベントに参加するだけではなく発表するとか)しているのかが重要となります。(2023/2/16追記)

vExpertになるためには?

兎にも角にも応募しないと始まりません。今年からプログラムに変更があり、今は応募期間は常にOPENしています。応募は下記からどうぞ!
注意点として、応募自体は通年受け付けていますが、通常2月の発表の3週間前と、8月の発表の2週間前に行われる投票プロセスでロックされるので注意が必要です。

VMware vExpert Award

例年、年に2回開催されます。
上記で少し触れましたが、通常は2月と7-8月頃の2回となっています。
以下URLは2022年度後半の投票開始のアナウンスです。
今は通年で応募が可能なので、どちらか近いところをターゲットにして計画すると良いと思います。選考が終わると以下のようにアナウンスされます。受賞者にはメールで通知が届きます。
2022年前半の受賞時では、全世界で2,431名、日本国内で91名が受賞しています。
Second Halfで71名が追加受賞していました。日本国内でも数名追加されています。

vExpert Applications

実際の応募ですが、割りと日本の皆さんはここで断念するケースが見受けられます。何故ならば・・・そう、応募フォームが英語オンリーなのです😱
しかし恐れてはなりません!いまは便利なツールがわんさかあります。現に私も英語はいまいちよくわからないのですが、翻訳ツール無双でなんとかなっていますので。
ではもう少し詳しく見てみましょう。

アカウント登録

まずは応募するためのアカウントを登録します。


特に難しいことはありませんので、サクッと登録しちゃいましょう。

応募ページ

下記いずれかをポチって応募フォームのページに。

Application Form

Application Formでわかりにくそうなポイントをざっくり説明します。まずは画面をば。

  • Qualification Path
    ここでどのパスで申し込みを行うか決定します。
    • Customer
      Customer Pathは、VMwareを伝道するリーダー向けのプログラムです。組織内でエバンジェリストとして活動されている方、VMwareと共にサクセス ストーリーを構築された方、公開インタビューに応えられた方、カンファレンスで講演された方などが対象です。
    • Evangelist
      Evangelist Pathは、書籍の著者、ブロガー、ツールビルダー、講演者、VMTNコントリビューター、およびその他のIT プロフェッショナルが含まれ、個人の公開プラットフォームを活用して多くの人に知識や情熱を伝えている方が対象です。
      こちらは、迷ったらとりあえずこれというパスです。ポイントは業務としての活動は評価されない点です。
    • Partner
      Partner Pathは、情熱を持って率先して行動し、認定や資格取得を通じて継続的に学習し、技術的な知識や専門知識を多くの人に提供することを約束するパートナー企業の従業員のためのものです。これは、イベントへの参加、Webinar、ビデオ作成、講演などの形で実現することができます。
      ただし、こちらも業務中心だと評価されない傾向にあるので、VMwareの社員による適切な推薦か、Evangelist同様にあくまでもパーソナルな活動を実践することを強く推奨します。
    • VCDX & VMUG Leader
      こちらは新規で登録する方はほぼ選択肢ない項目と思います。ちょっと特殊なパスと思っておけば問題ありません。
どのパスにも共通して言えるのが、会社の業務としての活動履歴は評価としては弱いという点です。ですが、難しいことをしなければいけないというわけでもないのです。このあたりはこのあともう少し詳しく記載します。
以下の項目はSHOW EXAMPLE APPLICATIONをクリックするとサンプルが見れますので、参考にしてください。
  • Content Creation
    実際に作成したコンテンツを記載します。ブログを作成して、投稿記事のURLを記載するケースが多く見受けられます。URLの記載や投票者が確認する術がないと評価が困難になるため、ブログがわかりやすいと思います。ただし、個人ブログを強く推奨します。企業ブログの場合は業務の範疇、あるいは誰が執筆したかわからないと言う点から評価対象外になるケースがあります。ブログ以外にも、書籍、ホワイトペーパー、フリーランスの記事、ニュースレター、ビデオ、ポッドキャストなどでもOKです。
  • Events and Speaking
    あなたが関わったイベント、あなたの役割(幹事、主催チーム、モデレーター、スピーカーなど)、おおよその参加人数、トピック、URL(あれば)をリストアップしてください。
  • Online communities, tools, and resources
    参加したオンライン IT コミュニティ、フォーラム、Q&A サイトをリストアップしてください(可能であれば URL を含めてください)。
    今後の参考として、VMUGに参加するという方法がおすすめです。こちらも詳細は後ほど記載します。
  • VMware Programs
    VMwareのプログラムで参加したものと役割を記載します。
  • What other activities in the last year should we take into account?
    翻訳どおりですが、上記項目以外にアピールできる活動があれば追記します。
  • Reference
    ここはVMware社員から推薦をもらえている場合に記載するものです。SIerであればPBM、Customerであれば担当営業などにvExpertに申請したいけどここどうしたらいいですか?みたいな相談するとアドバイスが貰える可能性があります、たぶんw
  • vExpert Pro
    応募する際に相談や助言を直接もらったvExpert PROがいれば選択します。日本には2022年度現在3名のPROがいるので、相談するといいことがあるかもしれません。
上記内容を英語で記載していくわけです。英語・・・でも大丈夫!翻訳ツールでレッツGO😁

ためになるかもしれない独り言

ここからは個人的な雑記というか思いの丈なので、参考程度にぬるっと見てくださいまし!

vExpertはなぜ増えないのか・・・

  • vExpertとはなんぞやということを、そもそもとしてあまり知られていないのではないかという説
  • vExpertって、すっごい雑な言い方をするとパーソナルな広告塔(会社の業務としての活動は範囲外、あくまでも個人サイトなどの業務外活動)
  • インフルエンサーのほうがイメージしやすいですが、ちと大げさです、はい
  • vExpertって資格ではなくAward、要は名誉称号みたいなもの。でも強そうでしょ?(・∀・)

応募へのハードル?

  • vExpertって技術が半端ない人しかなれないんでしょう??
  • 深い知識がないから応募する自信がないorz
  • ハイレベルな資格なんて持ってないよ。・゚・(ノД`)・゚・。
  • そもそも英語ばっかりでテンションあがらん
  • 英語喋れないし・・・
  • 何書いていいのかわからぬ!

ハードルを飛び越えちゃえー

  • vExpertって技術が半端ない人しかなれないんでしょう??
    • 技術?否、やる気があれば誰でもできる!
  • 深い知識がないから応募する自信がないorz
    • 知識?否、やる気があれば(ry
  • ハイレベルな資格なんて持ってないよ。・゚・(ノД`)・゚・。
    • 資格?否、やる気(ry じゃなくて、資格は特に必要なし!
  • そもそも英語ばっかりでテンションあがらん
  • 英語喋れないし・・・
    • すぴーきんぐ?話せなくても問題なし!私も喋れませんorz
  • 何書いていいのかわからぬ!
    • このサイトやサンプルを参考に・・・いや、真面目な話だと活動履歴が残せるように個人活動を。=VMUG参加で発表すればOK
意外とイケそうじゃないですか??

vExpertになると何がいいの?

コレはいくつかあるのですが、個人的には響きが好きってところですね(ぇ
公式からコレはというものをピックアップしてみました。
  • 2,000人を超えるvExpertとのネットワーク、Slackへの招待
  • VMware CEOの署名入りvExpert 認定証(自己満足)
  • vExpertロゴのカード、Webサイト等への1年間の使用許可(箔がつく)
  • ほとんどの製品について、365日間のホームラボ用評価版ライセンスの提供(コレが目玉)
  • vExpert限定の先行情報やWebinarの提供
ライセンスが大きいですかねー。

VMUGに参加するのが近道って?

業務じゃなくて個人活動ってハードル高いんですけど?と思ってるあなたに朗報。解決策はざっくりと2点おすすめします。
  • 個人ブログを執筆する(2023/2/16更新)
    • 読んで字のごとく、熱い想いの丈を綴ればOK
      2023年度から、原点回帰して内容をしっかり精査するようになっています。
      濃ゆい内容、有益な情報、ユニークな内容が重要視される傾向にあります。
      リリースノートとかKBをのせてちょちょっとコメントする程度だと微妙です。
  • VMUGに参加して発表する
    いやそもそもVMUGって何よ?
    • VMUG(VMware User Group)
      公式説明としてはVMwareユーザーの利益拡大とVMwareユーザー間のネットワーキング構築支援を目的に活動しているコミュニティ。
      日本にはJapan VMUGというコミュニティがありいい感じに活動している。
    • Japan VMUG
      世界のVMUGの中でもトップクラスのアクティビティを誇る日本コミュニティ。個人活動の機会を提供するという側面がある定例会なども開催しており、vExpertを目指す方にはめっちゃおすすめ。
意外となんとかなりそうな気がしませんか?
    密かに日本のvExpertを増やすべく活動もしていますので、ぜひ応募の検討もしてみてくださいね!





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